ありがとう、ジャンルカ
ジャンルカが死んだ。
ジャンルカはいつも明るかった。太陽のような存在だった。
90年代、WOWOWのセリエ放送とこの人の情報が俺にとってのセリエの情報源だった。
デビューするかしないかのアレックスやトッティを「いずれアズーリを担う逸材」と褒めちぎってたっけ。今考えると恐ろしい慧眼だった。
最近はアフリカやフランスでの取材が多かったみたいだ。
すっかりメジャーになった3大リーグは若手ジャーナリストに任せて、自分はもっともっと新しいサッカーの楽しみを発掘に出たんじゃないかな。
前回のANCでもホントに楽しそうにアフリカサッカーを語ってた。
取材先のアフリカで生涯を終えたってのはジャンルカらしいかも。
でもせめて決勝まではみせてあげたかった。
いや、せめてドイツW杯までは、
せめてインテルの優勝までは、
せめてインテルのCL制覇までは・・・・。
もっともっと俺に、いや多くのサッカーファンにサッカーの楽しみを教えて欲しかった。
ジャンルカ、今まで本当にありがとう。