ついでにジーコについて


W杯が終わってからあーだこーだ言うのもあれなんで今のうちにジーコの事を。


就任時にはかなり期待してたけど、まぁ期待ハズレだったな。



ジーコに関する色んな意見を聞いてるとジーコを擁護する人には戦術論者が多くて、「今日はFWのスペース作りの動きがよかった」とか「攻撃時のビルドアップにおけるボール回しがよかった」とかどうでもいい事をよくほじくり返してるように思う。



うーん、なんつうのかな。俺に言わせりゃそんなことは枝葉であってさ、サッカーではどのチームでもやってることなのよね。サッカーには数え切れないほどの約束事があって、それをチーム毎の目的・チームのビジョンに応じてその中のいくつかを選択していくものだと思う。

例えばサイドを使って攻めたいチームなら、サイドにスペースを作り出すような動きの約束事をいくつか選択して実行するとか、高いディフェンスラインを維持して、出来る限り相手陣内でゲームを進めたいチームならボール奪取時の囲い込みに関する約束事をいくつか選ぶとか。。つまり「目的」があるから「手段」を選ぶのよね。





その意味で良かったのは岡田監督の時。

  1. ラインを上げて
  2. 高い位置でボールを奪って
  3. 即座に
  4. サイドから攻める


で、その目的のために色んな約束事があったように感じた。FWがサイドのスペースをつくってやったり、名波がボールを持つ瞬間にサイドバックがオーバーラップしていったり。加茂さんの流儀を継承してるところが多かったけど、「日本はこうやって世界で戦うんだ」ってのを感じることが出来た。



翻ってコインブラジャパン。


なにをしたいのかサーッパリわかりましぇん。



いや、最近代表の試合をロクに観てない俺がこんなこと言っちゃいかんな。



明日のスコットランド戦はちょっと真剣に観てみるか。





・・・あっ、リベルタドーレスとかぶってる。どーしよw