ついに引退。
思えば俺のサッカー人生はマルディーニとともにあった。
彼に魅せられ、サッカーにのめりこみ、彼のようになりたくて、夢中で練習した。
ミランを、そしてアズーリを支え続けた男。
プライドよりも金を選ぶのが当たり前になってしまったフットボールの世界で、誇り高く生き抜いた男。
敵味方、国籍問わず、全ての人に愛された男。
彼のような男は今後現れることはないだろう。
彼のフットボーラーとしての人生を殆ど観る事ができたのは、俺の人生での大きな喜びであり、財産だ。
お別れの時が来てしまったけれど。
またピッチで会えると信じてるぞ。
その時まで。
Grazie Paolo,Grande Capitano.