北部九州ダービー

大丈夫?

鳥栖の方が強い!今日で全てが変わった!!」




岸さんの熱いコメント、泣いたよ。


J1経験がない鳥栖はやっぱ福岡に劣等感を抱いてる。


そういうことがあって、福岡は鳥栖を見下してる。それが今までの構図。


それを岸さんはズッと耐えてきたんだな。


さもなけりゃ、リーグの順位では圧倒的に勝ってる福岡相手にここまで気持が入ることもないだろう。


最高のダービーだった。




岸野靖之監督:
僕が鳥栖に来て、初めてサガン鳥栖アビスパ福岡の関係、いろんな本当に厳しい関係があったのは聞いていました。なかなかサガン鳥栖が上回ることができなかったですけど、今日の試合ではっきり勢力図が変わった、そんな試合だったと思います。それをやりとげた選手たち、スタッフ、本当に今日たくさんスタジアムに来て最後まで応援してくれたみんな、テレビでもいろんな人が応援してくれたんだと思うんですけど、そういうことを非常に感じました。51試合のうちの1つかもしれませんが、僕にとっては、今日の試合を勝つことが、まず一つサガン鳥栖に来たしるしになったのかなと。とにかく選手に感謝したいです。


Q:ロングボールが多かったという印象を受けるんですが、これは意図的だったんですか?

どっちがですか?

Q:鳥栖の方が

ウソ! それはアビスパ福岡のほうが全然多かった。もう放り込むしかなかった。鳥栖はサイドのワンツーとか見ました(笑)。まぁこれもダービーです。意図的にサッカーはしないといけないし、無我夢中ばっかりではいけないと思います。前から来たら背後、背後を狙うことによって中盤が空いてくる、ちょっと格好いいかもしれませんが。我々がリードしてからアビスパ福岡はボールを欲しがっていたので、ボールの失い方、これはすごい気をつけなければいけなかったので、相手を下がらせるようなことをやって、全体でプレッシャーをかけやすいようにしようということで、そこは意図的かもしれません。でも、いいワンツーとかも結構あったでしょ?(笑)。アビスパ福岡は蹴りこむしかなかった。けど、1点取られてしまった。欲かいてるかもしれないけど、僕はゼロで終わらせたかった。それくらい今日は力の差があったと思います。すぐ次の試合があるので、次の準備をしたいと思います。

Q:前回のレベルファイブスタジアムでの試合後も監督が「力の差を見せ付けた」という発言をされたと思うんですが、それが今回は結果としても現れて、今チームの順位があがっている。これは大きな勝利ではないでしょうか?

アビスパ福岡に追いつけ追い越せということを、僕は現場だけでまず強く思っていたので、アビスパ福岡に今日、本当にアビスパ福岡がギリギリの試合をしてくるなかで、それを僕らが打ち負かして出した結果、特にアビスパ福岡に勝ったというのは、僕のなかではすごくでかいですね。選手も常にアビスパ福岡サガン鳥栖を比べられて、いつも上から目線をされていたんですけれど、もう胸張ってサガン鳥栖といっていいと僕は思いますね。それくらい今日の試合は大きな意味があったと思います。けど次の試合に勝たないと話にならないんで。今日は終わった後に涙が出そうでした。それくらい嬉しかったです。

Q:サガン鳥栖の好調を支えている一つの、ボランチの高地選手の運動量だと思っていまして、今日のゴールもそのあたりが出たと思うんですが、高地選手のゴールについて評価をお願いします。

彼は鳥栖でしばらくサイドバックをやっていていたんですけれども、もともと非常に攻撃に強いものがあって、それをより得点のところに活かせるっていうことで、パスワークだとか、逆を取るだとか、それをより出せるポジションっていうことで今ボランチをやっています。だんだんツボっていうか、勝負所っていうか、ゲームを読む力がすごいついてきたと思っています。一つは必ずシュートを打つというか、そういう意識が非常に強くなってきたと思いますね。ヨシキと非常にバランスよく交互に長い距離を動けるようになってきているし。彼のゴールは本当にチームを勇気付けるゴールがすごい多いんですね、そして美しい。泥臭くてもいいんですけど。あいつにはそういうところがすごくありますね。積極的に点を取る姿勢が非常に強くなってきているんで、それが結果に結びついていると思う。今日、頭を打って首が痛くて、もう最後10人でもと話したんですが、「絶対に戻りたい」と。そういう強いものも出してたし、ゲームを決めるっていう責任感というか、強いものが出てきましたね。以前は球際のところでいつも痛がっていたんですが今は痛がらないし。次の試合に向けてこの3日で治してもらって、これからが勝負だと思いますね。


鳥栖をロングボール主体というやつには「○ね」と言いたい。当然マイクを使わない事はないが、それは室からのボールが殆どじゃない?*1CB2枚からのビルドアップってのは鳥栖の代名詞になりつつある。山瀬と島田がもっとフィットすれば、さらにパスワークは向上するはず。


島田。ハッキリわかったけど、島田がイマイチ乗り切れてないのは臆病な磯崎のせい。追い抜いていくSBがいないから、島田のプレーも限られるんだよな。マイクの3点目の時のように、左を上がる選手がいれば、島田はもっともっと輝ける。


でも高地への「3日で治してもらって」ってのは鬼やなw。あの場面はヒヤッとしたよ。


磯崎敬太:
「クロスの精度もなければ、攻撃で機能していたわけでもない。今日の試合は反省ばかり。玉際をもっと強くいかないといけない。もっとやれた。チームは勝っているので、この流れを切らないようにしたい」

鈴木惇:
「目指しているものに対しては途中の段階だし、泥臭い試合でしたけど、自分たち主体でサッカーをする時間帯が少し長かったので、そこは次につながると思います。点を取られても崩れなかったし、失点はメンタル部分じゃなくて戦術で改善できるところなので、負けたのはとても悔しいですけれども、内容に関してはそんなに悪くなかったです。

城後選手とのボランチのコンビは、後ろを任せてもゲームを作ってくれるのでやりやすかったです。ただ、守備のところで負担をかけすぎてしまったというのがあったので、自分が前に出るタイミングを考えてやっていかにないといけないと思います。でも、最後の崩しのところはまだまだです。今日はゴール前での工夫がなく単純なプレーしかできなかったので、そこを修正しないといけないと思います。大事なのは今日の内容を続けることだし、やっぱり勝つこと。でないと、サポーターも納得しないし、自分たちも流れを変えられないので、勝負にこだわっていきたいと思います」

田中佑昌:
「前半からシュートに絡めていましたし、ロスタイムのゴールを決められたら良かったんですけれども、今日くらいシュートを打つという意識を持ってプレーできれば点は来ると思うので、それは続けていきたいと思います。
立ち上がりから自分たちのペースで試合はやれていたんですが、セットプレー1本で流れが変わってしまったので、ああいうところで、しっかりと集中していかないと変わらないんじゃないかと思います。試合をやっている中で悪いという感じはなかったし、悪かったと言えば失点の場面だけなんですけれども、そこで失点しているから負けていると思うので、90分を通して全員で集中してやっていかないといけないと思います。
切り替えることが大事ですが、今日の試合で良かった部分と、悪かった部分を見直して、また練習の中で細かい部分を突き詰めていきたいと思います」

城後寿:
「セットプレーでの失点まではうちの流れだったと思うし、そこでセットプレーを与えてしまったのが問題であって、いらないコーナーキックでした。ああいうのを失くしていかないと、気持ち的にも落ちてしまうので、もったいない試合でした。
ダービーということもあって、いつもより気持ちは入っていたので、結果がこういう結果になってすごく残念です。久し振りのボランチは出来たところも、出来なかったところもあって、立ち上がりはボールを引き出して落ち着かせることが出来たと思うんですけれど、自分たちのペースじゃなかったときに上手く出来なかったので、その辺が課題です。
内容的には、そこまで悪いゲームではなかったと思いますが、結果がですに自分たちで自信を失くしてしまっている部分があり、自信を取り戻すために勝ちが必要なので、早く勝ちたいです。切り替えてやりたいです」

高橋泰:
「今日はゴール裏にサポーターがいてくれたので、失点しても今までとは違って、みんなが前を向いてプレーをしようという感じの雰囲気があって、2失点目もあっさりやられてしまったんですが、ハーフタイムで、これ以上やられないようにと話して、3点目が入るまではいい気持ちでプレーできていました。やはり、取りどころで取れないのと、ワンチャンスで取られてしまった違い、小さな差なんですけれども、結果は3点取られてしまったもったいないゲームになってしまいました。
0−2の後に点を取れるチャンスがあったし、そこで取っていれば違ったゲームになったんじゃないかと思います。でも、自分たちでボールを取ったシーンが少なかったので、自分たちでプレッシャーをかけてボールを奪うという形を作らないといけないと思います。試合は待ってくれないし、置かれた状況は厳しいと思いますけれど、変えていけるのは自分たちしかないので、下を向かずに良くなる方法をみんなで考えていきたいと思います」

吉田宗弘:
「序盤は、鳥栖のほうが前から来て押し込まれる時間帯があるかと思っていましたが、失点するまでは内容的には、今のうちの状況からすれば、いい形でゴール前まで行けてたし、最近の中ではいい形だなと見ていました。ただ、1失点目が、もったいないコーナーキックからの失点だったし、2点目はDFが頑張って足を出したんですけれども、足に当たって逆に難しい状況になってしまって、流れは悪くなかったのに、あっさりとやられた感じでした。
後半も、山形が怪我で出ていたときに、代わりにSBに出たウェリントンがポジションを取れなかったときの失点で、もったいなかったなと思います。ただ、今日みたいに気持の部分をしっかりと持った試合が出来れば、もう少し良くなるんじゃないかという感じは受けました。今日悪かったところをしっかりと修正して、今日出来たことは継続して、そうやって積み上げていくしかないと思います。それをしないと、同じことを繰り返してしまうと思います」


磯崎、わかってるならもっと勇気を持て。


あと福岡は監督、選手、サポーターともに現状把握が出来てない。


気持が入ってたのは認めるけど、こまかなミスが非常に多かったし、試合は圧倒的に鳥栖が支配してた。0−3になったらそりゃバンザイアタックするしかないしね。それを「自分達のペースでやれてた」ってのはどうかと。もう一回やっても、間違いなく鳥栖が勝つ。今はそういう力の差がある。


それを「運がなかった」くらいにしか考えてないから今の順位に甘んじてるんじゃないか?サポーターも鳥栖を煽るようなチャントがあったけど、もはやJ1昇格を目指してる鳥栖には、下位で沈む福岡を相手にしてる暇はない。


もっと謙虚にならんと。

*1:室のフィードは素晴らしかったな。フィードだけなら代表にも呼べるよ。