フィリップ・キャンデロロ
あるフランス人が荒川静香の演技を
「ご飯一杯の価値がある」
と評して、これに対しフランス大使館が日本に謝罪したらしい。
この「ご飯一杯」ってのがどういう意味かはわからないが、そのフランス人には他意はなかったんじゃないかと思う。まぁ日本も低俗なバラエティー番組で外国人の名前(特にアフリカ系)をバカにしたり、どこかの少数部族を日本に連れて来て、そのカルチャーショックを受ける様を笑いものにしたりしてるんで、あんまり偉そうに抗議はできないと思うが。
で、そのあるフランス人の長野での演技を久々に観た。
また泣いてしまった。
ターンを何回したとか、姿勢が美しいとか、俺にとってはどうでもいい。
それよりも心に迫るものがあるかどうか。
キャンデロロのダルタニアンは表現力に溢れている。
楽しいはずの彼のスケーティングはなぜか俺に涙を流させる。
なぜだろう。