カルチョ
ご存知の通り、イタリアが揺れている。大激震だ。
昔からセリエを観てた人なら「ユーヴェやミランが政治力を利用して〜」という話は何度も聞いてたと思う。俺自身そう思ってたし、いつかは忘れたがジュゼッペ・メアッツァでのイタリアダービー(シーズン終了間際でかなり大事な試合だった)で
ロナウドがエリア内で明らかなファウルで倒されたのにファウルなし→
そのボールを奪ったユーヴェのカウンター→
エリア内でアレックスが倒されPK
という衝撃の事件(ユーヴェにPKが与えられた瞬間、解説の早野さんが「これは揉めますよ!」と大興奮していた)があって以来、その思いを強くしていた。
ただそれも確かな証拠はなかった。今考えると、むしろそれが幸せだったのだろうか。
数百万人、いや数千万人か?世界中の人々が楽しみにしていたセリエは汚されていた。
ブッフォンの鮮烈なデビュー戦も、ガラスのエースロナウドの輝きも、ポルトガル旋風も、サンプのフリットのミラン戦での魂のゴールも、マンチーニとキエーザのデュオも、ミラクルパルマも、キエーヴォの躍進も
全て権力者達の手の平の上での事だったのか?
今のところ明らかになってるのは、最近1・2年の話だけだが、こうなったら徹底的に病巣をえぐり出して欲しい。
ただ一番問題なのはセリエのシステム。
結局はパトロン次第でチームが変わるから、現役首相がチームのオーナーとかおかしなことになってしまう。
チームが破産の危機を迎えても、もっとお金を持ってるパトロンが出てきてポーンと大金を出して、それで解決。
・・・これ日本のプロ野球じゃん。