韓国×アンゴラ

残念ながら確信した。

やっぱ日本より韓国の方が観てて楽しいわ。

とにかくみんなよく動く。もちろん無駄走りじゃなくて意味のある走りね。パスを出した選手も受ける選手も、さらにその裏を狙う選手も、ボールが動くと流動的に１０人が動いてる感じ。

サッカーには「ボールが１ｃｍ動くと選手は１ｍポジショニングを変えないといけない」みたいな言葉があったと思う。今の日本はその基本が出来てない。パサーがポーンとボールを蹴ったら受け手はそのボールがコロコロ転がってくるのをジーッと待ってる。周りのヤツはそれをボーッとみてる。

・・・これ以上日本の事書くのはやめよう、悲しくなるだけだ。

で韓国なんだけど。

ヒディングの時ほどのダイナミズムはないにせよ、韓国の特徴であるフィジカルを活かしたアグレッシブなサッカーは健在。４−３−３のような形で、ボールを奪われたらＷＧとボランチ・ＳＢがアッと言う間に囲い込んでボールを奪ってしまう。そして前線に預けてドンドン上がってくる。トップ下はチェ・ソングとかイ・チョンスなんかも試されたが、結局はパク・チソンになりそう。圧倒的な存在感を放っていた。

ただこの日体を張っていたイ・ドングはケガのため代表には選ばれず、そのポジションにはソル・ギヒョンかアン・ジョンファンが入ると思われるが、この二人が０２年の時ほど輝けるのか。

あとはパク・チュヨンとキム・ドンジン。前者はもはや語るまでもない韓国のニュースター、後者はマルディーニに似た雰囲気（元々右利きだが左も巧いって感じ。結構得点力がある）を持つ左ＳＢ。この二人はなかなかお気に入りである。