甲府×清水


圧倒的な運動量と細かなパスワーク。甲府は観ててすがすがしい気持ちにさせられる。


相手がボールを持つ時には必ず誰かがボールを奪いに行く攻撃的な守備。


全員が考えながら動き、ボールを蹴るため、パスがドンドン繋がる。*1




今日はアビスパの4バックの出来が悪かったので、この試合でもディフェンスラインに注目したんだが、甲府の4枚は素晴らしかった。


アビスパの4枚の悪いところは常に4枚がフラットなこと。相手がどう攻めてこようが常に並んでる。そしてそのままズルズル後退。枚数は十分足りてるにも関わらずだ。だから裏を取られてもそのままだし、4枚の内の誰かがボールホルダーに飛び出して行くこともない。非常に頭が要領が悪い。


甲府は違う。


最初はもちろん並んでるんだが、状況に応じて4枚がドンドン動く。相手が裏を狙ってきたら、隣の選手が素早くカバーリング。その選手がいなくなったスペースは他の選手がケア。


よく一瞬でこんな動きが出来るなという動きを4枚全員がしてた。




こんないいチームにワシントンがいたら・・・と考えたが、すぐに無意味な空想だと気づいた。


ワシントンが入った時点で甲府の全ては崩れてしまうに違いない。

*1:1分くらいなら平気で回してるもんな。