フランス×スコットランド

圧倒的なフィジカル、正確な技術、迷いのないフリーランニング。我が国との差に愕然とするな。


フィジカル、技術の差ってのは簡単に埋まるもんじゃないけど、フリーランニングとかもっとどうにかならんのか。どいつもこいつもおっかなびっくり走ってる我が国に比べ、親の仇でも追い回すかのごとく全力疾走するフランス選手。こういう所で日本は勝負しないとどうしようもないと思うんだが。




あと引いた相手の崩し方。


マケレレヴィエラから基本的にはサイドに展開。でサイドから仕掛けていくか、サイドとみせて中を使う。もしくはサイドに散らして中のディフェンスを広げておいて、中のFWにぶつける。


やってるのは非常にシンプルな事なんだが、パスにミスやズレがないし、スピードも早い。そしてトラップ&コントロールも一発。日本の得意なコロコロパスではなく、ビシッビシッと音がするようなパス。


殆ど相手陣内で試合を進めて、これをズーッとやるんだから、いくら集中してるディフェンスでもいつか決壊するわな。




・・・普通はw。




ここまでが前半の話。後半は一転。




フランスの攻め疲れによるものか、それとも後半は攻勢に出るというスコットランドの狙いだったのか、後半は前半ほど押し込めなくなったフランス。スコットランドのプレッシャーも前半よりは高い位置でかかるようになった。


マクファデンのゴールはおまけとしても、スコットランドのディフェンスは集中してて見事だった。組織だったディフェンスとはいかなかったが、何より1対1で負けなかった。


そしてゴードン。難しいボールもキッチリとキャッチしてた。いいGKやね。




それにしてもフランスは黒人選手が増えたな。


ジダン、ピレス、カントナプラティニエル・シド・ピエールみたいなエレガント系選手が少なくなった。




おフランスにエレガントな香りは欠かせないと思うが・・・。