「応援と観戦の乖離」

by 杉山茂樹。


Jのゴール裏のサポ達は大反論してるが、俺も杉山さんと大体同意見だな。


試合展開に関係なく、のべつまくなし大声張り上げてるサポを見ると「お前ら試合観てんのかよ?」っていつも思う。


例えばボランチの選手が味方ディフェンスからの難しいボールを綺麗にトラップして、糸を引くようなサイドチェンジのボールを出す。そういう時も日本では全然関係なく歌いっ放し。俺が選手だったらムカつくよ。「今のプレー観てくれてないのかよ」って。実際戸田や俊輔もそう言ってるじゃん。


応援って試合を観て、初めて出来るもんじゃない?現状じゃただのBGMにしかなってないよ。そんならラジカセ(古w)かなんかに応援を吹き込んでズッと流しとけばいいじゃん。


基本は黙って観戦してさ。チャンスの時には「打てー!!」とか、MAN ONの時には「志村、後ろ後ろ!!」とかさ。あとは状況に応じた拍手やブーイングや気の利いたチャント。そういうイングランド風が俺は好きだし、そうしてる。


Jサポが金子達、杉山、戸田とかの意見に反論するのは自分達のアイデンティテイーを否定されてるようで頭にきてるからなんだろうけど、まずちゃんと観戦して欲しいよ。ちゃんと観戦してれば自然と声は出るよ。




スタジアムに来る人はまずサッカーが好きで、サッカーを観たくて来てるんでしょ?




応援って観戦の先にあるもんなんじゃないかな。