スペイン×フランス
いや〜サッカーとは不思議なもんで。
それまで好調だったスペインが、不調だったフランスに負けちゃうんだもんねぇ。
ただ、こういった短期の大会の時に「いつ調子を最高に持っていくか」というのが強豪の強豪たる所以でもある。
逆に言うなら、スペインはまだまだその辺の経験が浅いというところか。
そしてフランス、いやジダン。
今シーズンのマドリーでのパフォーマンスはヒドかった。ユーヴェ時代からジダンを観てるけど、一番ヒドかったかもしれない。
もはやW杯でも輝きを取り戻すことはないだろうと思ってたが。
この日のジダンは久々に「らしい」ジダンだった。まだ全開とはいかないが、サッカー人生の締めくくりに向けて、ついに動き出したような。
なぜかは上手く説明できないが、ジダンを見てると不意に涙がこぼれてきた。
バルテズやアンリなど、ピークを過ぎた選手、不調に喘ぐ選手を多く抱えるフランスだが、そんなのをものともしないパワーを今のジダンは秘めているように感じる。
ブラジル・ロナウジーニョとの対決は一瞬たりとも目が離せない。