ポルトガル×フランス
いやな予感はしてたんだが、
つまんない試合だった。
リベリー、ジダン、アンリで攻めるフランス。ロナウド、パウレタ、フィーゴで攻めるポルトガル。中盤やサイドバックが前線に上がっていくシーンが少なく、双方とも攻めの展開が観てて容易に予想できた。
共通してたのはそれだけでなく、前線と中盤の距離の長さ。最初からそういう志向なんだろうが、非常に遠い。パウレタやアンリにボールが入っても、フォローが来るのは5秒後くらい。そんなではダイブによるPK奪取でもない限り点は取れないわな。
で、違ったのはディフェンス。ポルトガルはサイドのロナウドやフィーゴにボールが入った時に、あえて誰もフォローにいかなかった(それだけ信頼されてるということか?)。で、そこをフランスのサイドバックとボランチがアッと言う間に囲い込んでた。
一方フランスはそこをジダンが救う。スッとフォローに駆けつけてボールをもらい、並外れたキープ力でもう一度攻撃に入れてた。
今のフランスは昨季のガナーズを思い起こさせる。
リスクを犯さないと、点は取れないぞ。